リーダーシップ

リーダーシップに必要な要素

 

管理者にとって、リーダーシップという能力は必須と言えます。

 

リーダーシップのない管理者に部下がついてくるかというと、そういうわけにはいかないでしょう。

 

部下のモチベーションを持続できなければ、その企業は終わりです。

 

泥舟となってしまいます。

 

そういう意味で管理者の能力は非常に重要であり、それを鍛える為の研修が存在するのは必然と言えます。

 

リーダーシップ研修では、いかにリーダーシップを発揮すべきかという点をしっかり学ぶ事ができます。

 

しかし、研修に通えば誰でも身につくかというと、そういうものでもありません。

 

リーダーシップはどういった状況で必要となるのか、どんな要素が必要なのかという点を考えた上で学ばなければ、絵に描いた餅となります。

 

それでは、リーダーシップに必要な要素とは何でしょう。

 

基本的には、みっつの柱で成り立っています。

 

それは「旗を立てる」「盛り上げる」「仕掛ける」です。

 

「旗を立てる」というのは、目的地をしっかり見定める能力です。

 

どこに向かうべきなのかというベクトルを見失わない事が、リーダーにとって非常に重要な能力なのです。

 

目的がわからなくなった舟は、遭難するだけです。

 

それを防ぐのはリーダーの役割となります。

 

「盛り上げる」というのは、部下のモチベーションを維持し、また向上させ、仕事の効率を上げる事が目的となります。

 

これは職場の環境をよくしたり、コミュニケーションを密にするということがあてはまります。

 

育成もこの分野に入るでしょう。

 

最後の「仕掛ける」というのは、能動的な活動全般を指します。

 

上からの支持に従うだけでは企業は成立しません。

 

自分が主体的に何かを発揮するという事が、リーダーに課せられた使命です。

 

その義務がリーダー、管理者にはあるのです。